協和医科器械株式会社

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CSR/CSR

FAIR ACTION

すべての人へ、安心できる医療環境を。

地域密着の先に
多くの協力があったからこそ、
実現できた。

再現された手術室で行う腹腔鏡手術の実演を担当。先生や看護師のみなさまとの打ち合わせ、事前準備、使用する医療機器の手配などを行い、手術デモンストレーションの実現を支える。

本社営業部 部長

杉山英昭

ドラマとは違う、リアルなオペ室を再現

手術の実演では、トレーニング用のシミュレーターを使います。実演される先生方には、実際に使用するものと同じシミュレーターを使って事前に練習していただくわけですけど、多忙な中で練習時間を確保していただくためには、ぎりぎりまで日程の調整が必要です。高度なシミュレーターは手配できる台数も限られているため、練習環境の提供にも実は苦労しています。
もともと医療の分野は、一般の方々が知らないことが多いです。実際の医療現場ではこういうことが行われているということを知ってもらいたくて、できる限り本物に近い手術シーンの再現を目指しました。一般の方々もドラマなどでは見る機会があると思いますが、実際の手術準備では先生方がどうガウンを着ているか、どういう器械が準備されているかは知りません。だからこそ、できるだけ実際に近い手術現場を見せていただけるよう実演される先生や看護師の方々にもお願いをしました。

一般の方々や家族に、医療の今を見せることができる

先生、看護師さん、メーカーの方々にも協力していただいて実現する実演。終わった後はみなさんとても喜んでいます。先生方も学会などで発表する機会は多いと思いますが、普段、一般の方向けに実演することは間違いなくありません。一般の方々だけでなく、ご家族にも、自分の仕事ぶりを見せられたことも喜んでいました。看護師の方のお子さんも、お母さんが働くところが見られたと言って興奮していました。
開場前に人が並ぶことにも驚きましたが、来場者のみなさんが各ブースを真剣に見ていることもうれしい限りでした。小さなお子さんからお年寄りの方々まで医療にとても関心が高いことがわかり、なくてはならない医療という仕事に私たちは携わっているんだと認識できました。今、医師不足、看護師不足という中で、この先若い人たちが医療に関心を持ってもらって、医療の道に進んでくれたらうれしいですね。

地域密着の協和だから実現できたメディメッセージ

私たちはもともと静岡からスタートした会社です。その中で医療機関のみなさまとのつながりも深くなってきていて、信頼関係も構築できているからこそご協力を得られたのだと思います。医療機器メーカーのみなさまも理解が深く、とても協力的です。手術用のガウンや手袋などの消耗品から電気メス、無影灯のような高度な医療機器まで、オペ室だけでも多くの機器があり、たくさんのメーカーのみなさまにご協力をいただいています。それもやはり、当社が地域密着でがんばってきたからこそ、多くの方々のご協力が得られ、メディメッセージを実現できたと思います。
「地域医療の発展に貢献する」ことは会社の理念でもありますし、医療機関と一般の方々をつなぐようなパイプ的な役割もあります。医療と一般の方々の関係は、もちろん病気になれば病院に行きますが、なかなかコミュニケーションがとりにくいものです。だからこそ、私たちも医療機関と同様、「医療」の情報発信はしていかなければならないと考えています。

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